3/5 屋久島林道探索

今日も晴れている。
歩いてばかりだったので今日はバイクに乗ろう!と島内の林道を走ることにした。ピストン林道ばかりみたいだけど、走りつなげばかなり走れるはず。 途中、栗生青少年旅行村をのぞいてみた。芝生のサイトが気落ちよさそうなキャンプ場だった。 あのチャリダーとまた会えたのでご挨拶。これから二泊三日で宮之浦岳登山だそうだ。次に屋久島に来たときには自分も行って見ようと思う。

西部林道、平瀬林道、宮之浦林道などを一日走り回って、久々にガソリンが減った。島だとガソリンが高いから痛い出費だ。

明日はここを発って、九州に帰ろう、と思っていたのだが、とまり木にいる女の子の「じゃがいもほりに行こう!景色がきれいだよ」の誘惑に負けて、明日はイモ掘りバイトをすることに。 九州の日程がすこしきつくなるけど、屋久島は居心地がいい。

3/6 屋久島 いもほりバイト

朝7時起床。
イモ掘りに出かける。 機械で掘り起こしたイモを病気のイモ、小さすぎるイモ、出荷するイモに分け、カゴに入れていく。男性陣がそれを軽トラに積み込む仕事、女性陣は拾う仕事に分かれた。 ずっとかがんでする仕事なのでかなり腰が痛くなる。 2時間たったころ休憩になるが、やはりこのくらいの時間で休まないとしんどい。

前日から聞いていたが、食べ物の量がすごい。10時のおやつ、昼ごはん、3時のおやつ、5時過ぎには晩御飯とたてつづけに食べ物が出てくる。 昼ごはんなど、弁当+味噌汁代わりにカップラーメンだ。 さすがに弁当は女の子同士半分にした。

休憩時間に農家の人たちの話を聞いていたが、昨年は天候が悪いから、みかんの味が悪く、値もあまりつかないらしい。 自然に左右される仕事って大変だなあと思う。イモ掘りにしたって雨だったら出来ないわけだし。 晩御飯はなんと焼肉だった。これだけ食べさせてもらってお給料までもらえるとは返って申し訳ない感じだ。

夜とまり木に帰ってくると、「あったかいから、ウミガメが上がってくるかもな」と言う。 へえ、見たいなあ・・・と思っていると、先に偵察部隊が出かけ、いたら電話する、という。
電話が来ると早速車に便乗して、近くの浜に向かう。 来たよーと言われそっちを見るとなにやら黒い物がもそもそ動いている。もう少し寄ると甲羅がはっきり見え、すごくでかいぞ、とびっくり。 突然隣の女の子がケタケタ笑い出した。何だ?と思うと、髪の毛がある、足が長い?ウミガメの着ぐるみじゃん! それにしても手の込んだ芝居でした。

とまり木では良く、新たな客にこういうお芝居をして遊んでいると言う。 本当のウミガメは5月ごろにならないと来ないんだそう。 ちょっと残念。本物が見たかったなあ。


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