7/28 苫小牧〜然別

とうとう北海道に上陸。大部屋でとなり?向かい?に寝ていた親父のいびきがすごくてなかなか寝付かれなかったため、多少眠いが、とりあえず出発。日高方面を目指す。天気ははっきりしない曇り空。途中Tさんのガソリンがオーバーフローする事件があったものの、その場限りでキャブの掃除しなくちゃならんな、ということで話はおさまった。

そしていよいよ一本目の林道パンケニコロベツ林道に入る。すごくフラットなダートでスピードものる。って私はせいぜい60-70キロメートルくらいしか出せないのでTさんはもっと飛ばしたいのをおさえてくれていたんだろう、申し訳ない。途中ライダーに全くすれ違わないのは寂しいことだ。まだ7月だからなのだろうか。パンケではとうとう一台もあわなかった。つづくヌプントムラウシ温泉への道はなんと土砂崩れで通行止め。そんな情報はきいていなかった。温泉第一湯目の出鼻がくじかれた感じ。 しかたなくトムラウシ温泉にはいった

今日のキャンプ場は然別野営場。ここは本当に素晴らしかった。メインの鹿の湯の他に川沿いにいくつか温泉が沸いており、だれもこないのでのーんびり浸かった。鹿の湯のほうも夜、ランタンをもって真っ暗ななか浸かりにいった。そばに川がざあざあ流れているそばで温泉に浸かれるなんて最高の贅沢だった。

晩御飯のとき、さきほど「おーい、肉食っていかんかー」とこえをかけてくれたおじさんのところへ参上。ジェベル250の林道ライダーと、ハーレーの北海道地元ライダーだった。ハーレーのおじさんはジンギスカン鍋でジンギスカンをキャンプ場で一緒になったライダーのためにしょっちゅうつくってあげているという。私も、肉団子のトマト煮をつくって持っていったので、お互いの鍋をつついておいしく晩御飯をたべた。おじさんはすっかり酔っぱらっていて、あとでげーげーやってテントの外でころがっていたというが・・・大丈夫なのだろうか?

走行313キロメートル 然別野営場250円 トムラウシ温泉350円
7/29 然別~美深

今日は快晴。昨日のハーレーの親父はいつのまにか撤収していた。なんて丈夫・・・。 木漏れ日が何ともきれいで、いちおしのキャンプ場だと思った。 今日はまず岩間温泉を目指す。ダート10キロメートルほどはしったところで川にたどり着く。・・・が結構流れがはやい。川の真ん中でぼてっとこけたことを思うと・・・。荷物どっぷり水浸しのことを考えるとちょっと川渡りは遠慮した方がいいような気がした。Tさんはともかく、私はかなりこける危険性大。ということで登山道を藪こぎして、岩間温泉へ。ここも川のすぐそばのワイルドな温泉。あちこちの岩の割れ目で温泉の成分が結晶していた。

そこで熱いお湯につかっていたところ、幼児とその先生の一団が到着。このちびっ子達がよくここまであるいてきたね、と感心。先生によると、だれか湯船の掃除をしてくれたみたいでずいぶんきれいになっているそうだ。川渡りにしても、去年Tさんがきたときには崩れてわたれなかったところが、今年は砂利が敷き詰めてあってわたれるようになっていた。(渡らなかったけど・・・) 私が浸かっているときオフローダーが二人、バイクで通った。ということはきちんと川を渡ってきたんだな、私もそのうちわたれるようにしなくては。

その後三国峠を通ったあとに朱鞠内の廃線あとを訪ねようということになっていた。が、林道の途中、駅舎あとにいってみると・・・なんと駅舎もレールもすべて撤去されていた。なんて手間のかかることをしてくれたんだろう。鉄橋だけはさすがに残っていたけれど。つくることにも壊すことにも手間をかけて、なんか悲しいものだなあ、と思う。 つぎの白樺駅あともすべて撤去されて旅人ノートとそれをいれておくロッカーのみが残っていた。これだけでも残しておくとは素晴らしい。

今日のキャンプ場は美深森林公園キャンプ場。オートキャンパーが多くライダーがたまらないのがちとさみしい。賑やかなキャンプ場だけど、やっぱりライダーに居心地のいいキャンプ場がいいな。今日は私の誕生日!。

走行295キロメートル 美深温泉300円 キャンプ場・・・美深森林公園キャンプ場500円??

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