卒業設計 大岡山建築賞銀賞 |
River Overflows |
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敷地として選んだ遊歩道の下には川が流れていた。 昔は川の水を田にひき,その流れで水車を廻して精米し, 野菜の洗い場となり,子供たちがざりがに取りをし,蛍を追い、生活感にあふれていた。 今は大部分暗渠化され,地下で汚水を運んでいる。 蓋をした上は遊歩道となり,四季の花で目を楽しませてくれるが,積極的に使われる場所ではない。 遊歩道の沿道はいま、一本の道沿いでありながら にぎやかな店の建ち並ぶ地域、保育園や予備校の建つ地域、住宅街、と様々な性格を持っている。 この沿道の活動が昔のように、でもそれとは違う形でもっと川にあふれ出してもいいのではないかと考えた。 遊歩道に貸し出しスペースを計画し、ここに人々の活動が川のようにつながる。 沿道からの生活行為のあふれだしの受けとめ容器となる。 |
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area1/shops | area2/scool | area2/scool | area3/houses(for family) | area3/houses(for single) | |
EXAMPLE 放置自転車であふれていた地域。 自転車を置くスペースを貸し出し同時に人が自転車に邪魔されないで歩ける動線をを設ける。 |
EXAMPLE 保育園や公園があるため子供たちの姿が多く見られる地域。 道路をはさんだ公園と保育園を繋ぐスペースを提供する。 |
EXAMPLE 予備校の建っている地域。忙しい受験生のため静かな自習室と、仮眠のためのスペースをレンタルする。 |
EXAMPLE 書庫や、植物を置く庭などせまいの家だけでは足りない人に貸し出しスペースを設ける。 |
EXAMPLE 近所の大学の学生が多く下宿する地域では学生仲間が集うスペースを提供する。 |
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