'01/6/24 fun fun エンデューロ 

@HARP 上級コース

梅雨のまっただ中だと言うのに、天気予報が見事にはずれて、曇りになった。ありがたい。

誘われたからでてしまったけど5時間という長いレースははじめてで、ちょっと緊張していた。 もちろん一人ではないけれど。 当初予定していた子がでられなくなって、急きょ一緒にはしってくれることになったのはS兄弟の弟、Tくん、元IBである。ほんとに申し訳ない。私と走ってくれるとはまったく得にもならないボランティアだ。 その兄Mさんは私の兄貴分と一緒に走るが、元IA。こんな人々が初心者でていいですよというレースを走っているなんて反則だと思う。

初心者がでていいとはいっていたけれど 周りはレーサーとか気合いの入ったマシンばかりである。 ちっと不安。なのでとりあえずスタートはTくんにお任せしてしまう。 先頭グループを走る元全日本ライダーたちはぽかんと見とれてしまうほど。もちろんTくんも速い。 もう五年もまともにのっていないと言うが、育ちが違う。

一時間すぎて戻ってくるとなんだか調子がおかしいようだ。アイドリングが異常にあがっている。 止まったとたんクーラントがぽたぽた漏れてきた。 かなり不安になるがひとまず休ませてクーラントに水をたすと何事も無いようなので、いよいよスタートする。 路面はまだ朝のあめでぬたぬただが、タイヤも新品のせいかあまりすべらない。直線ではあけてもコーナーやアップダウンはとろとろの直線番長だが、とりあえず開けるところは開けとかないと!とはしる。こういうときやっぱ2stはたのしいぞ!と思う。でも一時間は以外意外に長い。気温もあがってそうとうむしむしするのも手伝っているのだろう。 次にTくんに交代したころから、またかなりKDXの調子がまずくなってきて、Tくんはなるべく高いギアで 走ろうとしてくれたが、幾度かピットにはいってきて休ませることを繰り替えす。 私の番の前にプラグも換えてスタート。でももうちょっと私がバイクの調子のことが わかっていたら、ここで大事をとって、レースをやめておいたかもしれないけど・・・。

とりあえず走り出してしまったものの、ふけが悪く、ちょこっとした登りで失速してとまってしまう。 キックしても全くかかる気配なし。マーシャルもきて手伝ってくれたのだがそれでもかからない。 ややあきらめモードに入ったのだが、そこに幾人かがわらわらあつまってきてチョークひいたりしているうちに やっとこさかかる。「かぶってんだよ。もっと元気よく開けてはしんなよ!」というが・・・。 ちがうよー、いくら下手でも走って半周もせずにそこまでかぶらせほどぱらぱらはしってるわけじゃないよ、と心の中で反論しつつ、といまの遅れを自分なりに取り戻そうと走るが・・・ あれれ、直線で開けっ放しなのにどんどんパワー無くなっていく・・・と、がくっととなにか突っかかるような感じがし、いきなりロックして止まった。あちゃー・・、話にはきいていた、焼き付くとがつんとくるよ、って。 たぶんこれがそうだなあとぼんやりかんがえつつとりあえずキック試みるが、キックアームもロックしてまったく動かない。のこり二時間、しょうがないリタイアだー・・・コースの途中から押して帰る バイクの重いこと重いこと。

KDXのレースデビュー、とんでも無いことになってしまった。次こそもっと練習して、まともに走れるようにしなきゃ。その前にバイク直さないといけないけど・・・。